
FS2 は、独立した2系統の3G / HD / SD 放送品質10bit ビデオストリームと、独立した2系統の16 チャンネル AES オーディオグループを同時に扱うことができるユニバーサル オーディオビデオコンバーターです。 各ビデオチャンネルは、アナログ・コンポーネント、コンポジット、3G/HD/SD-SDI、Dual-Link、 HDMI入出力を備え、実質的にあらゆる入出力に対応します。 各チャンネルを独立した2系統のフレームシンクロナイザー / フォーマットコンバータとして使用したり、ビデオと背景グラフィックスをアップコンバートして結合するHD サイドバー・キーイングを行うなど、様々な方法で2つのチャンネルを使用することができます。 FS2は、その用途の幅と可能性を大きく広げるスチルストア※1、キーヤー、ビデオプロセッサアンプ、カラーコレクター機能を各チャンネルが備えるほか、1080p50 / 60を含むSD / HDフォーマット間のアップ / ダウン / クロスコンバートも可能です。 入出力信号を自由にルーティング出来るFS2はこれらの機能を、すべての入出力ポート、どちらのチャンネルへもアサインすることが可能です。 オーディオに関しては、2つのオーディオプロセッサを搭載しており、16チャンネルAES/EBUデジタル・オーディオ、16チャンネル・エンベデッドオーディオ、8チャンネル・バランスド・アナログオーディオなどをサポートし、様々なオーディオ信号をフレキシブルに扱うことができます。 FS2は、SD / HDフォーマット間クローズドキャプションのコンバージョン(CEA-608とCEA-708間でのコンバージョンを含む) をサポートします。 またネットワーク機能も用意され、SNMPによるモニタリングとWEBベースのリモート操作、サードパーティのリモートコントロールパネルも利用可能です。 オプションにより、DOLBYREエンコーディング / デコーディング、3G/HD/SDオプティカルファイバー入出力を搭載することもできます。
同種類のフレームレートであれば、FS2は通常、あらゆる入力フォーマットを任意の出力フォーマットに変換することができます。 (59.94/29.97/23.98、50/25、60/30/24)互換性のない入出力フォーマットが検知された場合、オペレーターに通知されます(アラーム、またはステータスメッセージ)。 FS2の各々のチャンネルの入出力に関して、接続されたソースと出力先はクロスポイント マトリクスの選択によってコントロールされます。(WebUI、またはフロントパネルから選択)
ビデオ入出力 | Dual SDI入出力: |
・Dual-link 1080p60、1080p59.94、1080p50、YCbCr (4:2:2) | |
・720p59.94/720p50/720p60 | |
・2Kx1080p/23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60 | |
・3G/HD/SD-SDI | |
・SMPTE 259-C/274/292/372/425-A/425-B | |
HDMI 入力 (RGB、またはYCbCr 4:2:2)、HDMI 出力 (YCbCr 4:2:2) | |
HDコンポーネント YPbPr/RGB (RGBは出力のみ)、SMPTE-274 | |
SD コンポーネント/コンポジット | |
リファレンス入力(カラーブラック、3値) | |
ビデオA/D、D/A | 12 bit |
【HD】オーバーサンプル x2、 【SDI】オーバーサンプル x4 | |
オーディオ入出力 | バランスド8チャンネル、25ピンD端子、AES/EBU 16チャンネル |
32インプットチャンネルマッピング、HD/SD-SDIエンベデット 16チャンネル | |
オーディオA/D、D/A | 24bit、48kHz |
オーディオレベル | +12dBu、+15dBu、+18dBu、+24dBu(フルスケールデジタル) |
LAN | 10/100/1000BASE (自動認識)、エンベデットWEBサーバー、HTTP v1.1 |
GPI | 4系統のGPI入出力、TTL、分離型 |
電源 | 100-240VAC、50/60Hz、40W、リダンダント電源/25W |
オプション | Dolbyr E エンコーディング、Dolbyr E デコーディング |
オプティカルファイバー入出力 | |
リモートコントロールパネル(サードパーティ) |
NO.0009