
小型で堅牢な筐体の HELO は、忙しいスケジュールの中で不可欠なものとなります。
ライブイベント、ウェブキャスト、プロダクションやポストの場所は多種多様で、いずれにおいても熱に強いデバイスが必要とされます。
HELO はいかなるニーズにも対応します。常にフルサイズでの端子接続が行え、継続的に配信するよう設計されています。
HELO は高品質で効率的な H.264 で最大 1080p 60 をエンコードすることで、1台のデバイスで 3G-SDI と HDMI 両方のソースからの入力に対応します。
CDN (コンテンツ配信ネットワーク) にストリーミング出力しながら、同時に SD カードや SDHC または SDXC カード、USB ストレージ、
NFS や CIFS プロトコルに対応したネットワークベースの共有機器に収録します。
目指す目標は、素晴らしい結果を伴った効率化です。
HELO はバンド幅の効率を保ちながら、多種類の互換性あるファイルを H.264/MPEG-4 にエンコードします。
タブレットからスマートフォンへ、デスクトップからスマートテレビへ、変換する必要なく実行します。
2 チャンネルステレオオーディオを、32kbps から 256kbps までのデータレートの MPEG-4 AAC-LC に
最大 24-bit 48kHz でエンコードでき、各々のプロジェクトにとって相応しいデータレートを選択することを可能にします。
ストリーミングは複雑になることがありますが、HELO はそれを簡略化します。
USB 接続と確実性のある Web ブラウザベースの UI により設定が行え、イベントへ到着する前に CDN 接続の構成を行えます。
イベントへ到着したら、単に Stream ボタンを押すだけで HELO の Ethernet を経由してプロジェクトが転送されます。
RTP/RTSP や RTMP、FaceBook Live 向けの RTMPE と同様、Unicast にも対応します。
また HTTP ライブストリーミング (HLS) への対応により Apple 社の iOS デバイスとの互換性も加わりました。
HELO のウェブベース GUI ではビデオプレビューウィンドウも備えているため、予定通りの入力が得られているかどうかの確認を容易に行うことができます。
AV Mute 機能により、オーディオやビデオストリームをミュート状態にしつつイベント詳細を記載した画像の配信や、配信開始前に準備中の画像の配信が可能になります。
ライブは「今」を意味し、同時に「プレッシャー」をも併せ持ちます。
即席のレコーディングを行うために、HELO の小さく持ち運びできるインターフェースの前面右側には、専用の Record ボタンが備え付けられています。
HELO では、ストリーミング中に 1 つのファイルを 2 つのメディアへ同時に収録するリダンダントレコーディングも可能になりました。
このことにより、手元にマスターファイルを保持しておきながら、収録完了後すぐにクライアントへコピーを手渡すことができます。
費用対効果の高いメディアの選択が可能になります。
HELO の H.264 ベースのエンコーディングは美しさだけでなく、効率的なファイルサイズも保証します。
それは、レコーディングの手段が大きく開かれていることを意味します。USB メモリ、USB ドライブ、RAID ストレージ、
一般的な SD、SDHC および SDXC メディアもしくはスイッチ越しのネットワーク共有を使用できます。プロジェクトに相応しい手段を選択してください。
HELO は、AV、ライブイベント、教会 / 礼拝所、Webキャスティング、企業広報、プロダクションおよびポストプロダクションのための、
新しいストリーミングワークフローを切り開きました。
HELO には、あらかじめセットされたトリガーでメディアのレコーディングとストリーミングの開始 / 停止ができるスケジューラーが組み込まれていますので、
明確なスケジュールが求められるプロジェクトをシンプルにできます。
このスケジューラーは、HELO の Web UI を経由してローカルにプログラムされます。ICS ファイルをインポートするか、Google カレンダーなどの外部カレンダーにリンクさせて設定します。
ウェブ上で作業を行うとき、HELO がその助けとなります。
AJA eMini-Setup と HELO の使い勝手の良いウェブブラウザインターフェースで、設定や構成、ファームウェアのアップデートをいつでも行うことができます。
静的/動的 IP アドレスを設定するためには HELO の USB ポートに直接接続しますが、AJA eMini-Setup ソフトウェアもしくはネットワーク越しに
HELO のウェブサーバーが生成した UIを使用します。
スポーツ、ライブイベント、明瞭なビデオ会議、ウェブセミナーやゲームキャプチャーの配信では、1080p 60 は事実上のスタンダードになっています。
ビデオデバイスを 3G-SDI または HDMI 経由で HELO へ接続するだけで、必要に応じて H.264 プロキシファイルの収録やストリーミングが可能になります。
HELO を 各種 HD 対応デバイスに簡単に接続するだけで、どんなプロフェッショナルなワークフローも完璧になります。
新機能 AV Mute により配信本番前の視聴経験をパーソナライズ (情報を最適化) できるようになります。
カラーバーやブラックの代わりに、HELO Web UI 経由で簡単に任意の静止画像へ切り替えて視聴者に配信することが可能です。
何らかの技術的な問題が発生した際には、配信メンテナンス中として AV Mute 機能を利用することもできます。
サービス接続上の問題があった際には、web UI 経由または書き出したファイルで確認できる Event Logging 機能が、
リモートでの問題発見および不具合解析に役立ちます。
*注記 : 2K 入力は SDI 入力のみ対応しており、1080p にセンターカットします。
●H.264/MPEG-4 エンコーダー
●RTMP, RTSP (10 クライアント), RTMPE, RTMPS, HTTPS, RTP/UDP Unicast および Multi Unicast
●2 チャンネル, アナログ (ラインレベル, アンバランスドステレオ 3.5mm TRS コネクター x 1)
●2 チャンネル, アナログ (ラインレベル, アンバランスドステレオ 3.5mm TRS コネクター x 1)
●177.8mm x 118.37mm x 25.91mm (7.00 インチ x 4.66 インチ x 1.02 インチ)
●0.4 kg (0.8 ポンド)
●100-240V, 50/60 Hz ユニバーサル入力, +5-20V DC 最大 13 W