サーモグラフィは住宅や建築関連では、主にモルタルの浮きや コンクリートの剥離と呼ばれる剥がれやすくなっている部位を検 出して改修や補修の逼迫性や規模をスクリーニング(調査・診断) するために活用されます。
ブロック塀の浮き:剥離部位が浮いているため太陽光に早く 暖められます。(赤っぽい部分、約1.5℃高い)、実際に上段 右端は既に剥離して落下した痕跡(水色)有。 コンクリート構造物、マンションの外壁や高架橋の床板などに おいて剥離があり地震や自然に落下した場合に大きな被害が 出るのを予防したり最小限に止めるため浮き(剥離)調査・診断 が重要です。