BM-H245は23.8インチ フルHDで8bit 1677万色の映像表現が可能な
放送及び映画製作用の液晶モニターです。
バックライトLEDは250nit、1000:1のコントラスト比、
視野角は水平・垂直方向共に178度を実現しています。
BM-H245はSDI×4入力端子、SDI×2ループ出力端子を備え、
以下の4K入力に対応しています。
-12GSDIシングルリンク4K;
-4x3GSDI Quadlink 4K、(SQDおよび2SI)
-HDMI 2.0(4K60P)
またフルHDパネルへの4K信号のピクセル間ズームインをサポートします。
12G-SDI,HDMI2.0によりシングルリンク4K入力に対応。
また3G-SDI×4入力によりクアッドリンク4K入力が可能です。
マルチビューモードに対応し、4系統の4Kビデオを4画面表示にすることが可能です。
BM-H245は、HLG(Hybrid Log Gamma)、Dolby Vision PQ、SONY S-Log3HDRおよび
ガンマ1.0 / 1.8 / 2.2 / 2.4 / 2.6 SDR EOTF、およびBT.709、DCI-P3、およびBT.2020での
モニタリングをサポートします。
入力したビデオペイロードID識別をサポートし、モニターはペイロードID情報に従って、
HDR / SDR EOTF、色域、入力範囲、色空間、および色深度を自動的に設定します。
1つの入力ソースを4画面に表示し、別々のHDR/SDRと色域を表示可能です。
3DLUTキャリブレーションソフトウェアが組み込まれており、
X-rite i1およびJeti Specbos 1211プローブをモニターのUSBポートに直接接続できます。
モニターがカラーパターンを生成後、カラープローブが色を読み取り、USB経由でモニターに色情報を送信します。
モニターは色差を比較して3DLUTを生成し、自動的にキャリブレーションします。
キャリブレーション時間:X-rite i1 15min、Specbos 1211 45minキャリブレーション結果:∆E≤1.0
リップシンクモニタリング用の特別な画像処理モードで、
4K入力ソースでゼロレイテンシモード(1/100フレーム未満)を実現します。
モニターにはLog-C、C-log、S-log2、S-log3、V-log、J-log1、RedLogFilmなど、
HLG1000、PQ1000、Rec 709 SDR変換LUTへのマルチカメラログが組み込まれています。
またUSBメディア経由でユーザーLUTをアップロードすることが可能です。
最大16chのエンベデッドオーディオメーターを搭載。
2chのオーディオを選択して、スピーカーまたは3.5mmヘッドフォンソケットを介して出力することが出来ます。
さらにBM-Hモニターはリサージュおよび5.1ch+2サラウンドパターンをサポートします。
SDIケーブルを介して入力されるビデオの伝送品質をチェックできる、
アイパターン機能を搭載しています。